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【体験談】介護用に私が杖を購入し直した理由とは?

 
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【体験談】介護用に私が杖を購入し直した理由とは?

この記事を読まれてるあなたは
もしかしたら介護をしているご両親へ
どのような杖を使ってもらえばいいかわからない。

という方かもしれませんね。

私も長年の介護生活で、杖を必要とする親を見てきて
生まれて初めて「杖」というものを買おう!
と思ったのですが、杖がこんなに種類があるとは思わず
とても選択に困ったものです。

そんな時に介護職をしている伯母さんに杖について相談したのですが

今回はそんな私の介護体験から、あなたに合った杖選びの参考やヒントになれば!
そんな思いから杖を購入させていただいた
近江一文字さんにお願いして記事投稿させていただきました。

おしゃれな杖のお話ではないのですが、介護にも必要な杖を知ることで
介護生活にも余裕が出てくるのでぜひ、読んでみてくださいね。

あなたの体験談もあればぜひ、教えていただけると幸いです。

目次

介護に使いたい杖の種類

高齢になってくると 必要になってくる道具の1つが「杖」です。

親戚の伯母さんが、嫁ぎ先の両親の介護をする時、

「私は女だから支えてずっと歩く事はとってもきつくて辛い事だった。そんな時に杖は凄く役にたったの。」

と言っていました。

その時に介護士の伯母さんから聞いた話には、続きがあります。
杖を購入する時、「色々な種類があって迷った」というのです。

私は、高齢の方が使う杖はどれも同じものだと思っていました。
どんな杖があるのか、杖の種類について色々調べてみました。

T字杖


歩行の時に身体の支持、バランスを補助する目的の杖です。
一般的によく使用されている杖が、このT字杖です。
伸縮杖や折りたたみ杖もこのT字がほとんどです。
伯母さんがよく使用していたのも、この杖です。

握るのもあまり力が要らず、

「体を支える事も出来る杖なので安定している」

と伯母さんが言っていました。

まず、T字杖については

・木製の物(自治体からいただく杖など)
・金属製の物(オシャレな柄付きの物や折り畳み式の杖など)
・おしゃれステッキ(木製など)
・100円均一ではプラスチック製の物もあります。

木製杖の長さ調整はノコギリで切ることによる原始的な調整です。
杖ゴムを一旦外して使う人の歩行時に負担にならない長さに調整して
余分な部分を切り落とします。

調整後再度杖ゴムを取り付けます。
金属製の杖は当然切ることができませんから、
杖のサイドに付いているボタンを押してスライドさせながら穴にはめ込んで調整できるように作られています。

100円均一で売られているプラスチック製
棒の部分は金属の物もありますが、この杖については調整ができません。
価格は100円~300円と安価ですが
サイズ調整はできませんし、見た目にもあまり良くないので
特に合わないようなら買うのはお勧めしません。

持ち方についてはTの形の短い方を進行方向に向けて持ち、
長い方を中指以降の指3本で握るようにして持ちます。

短い方と長い方を逆に持つ方がいらっしゃいますが、歩行に関わってくるので、
正しい持ち方で歩行しましょう。

特に足の弱い方はT字杖を2本両手で持って歩行する方法もあります。

杖・杖・足・足と交互に付いて歩行する感じですね。足腰への負担が軽くなるようです。
外出時の屋外でも施設や家庭などの屋内でも使用する事が出来るので、
散歩の時にも重宝します。

T字のデメリットは、多少の支えは出来ますが、
あくまでも支えレベルでしかない所です。

その理由は、グリップ1本で支えるタイプの杖だからです。
ですので、全体重を杖任せにしないと歩行が出来ないレベルの方には
このT字の杖は向いていません。

逆に「少し歩行が不安定」という程度の人には
T字の杖やステッキはとても合っています。

ロフストランド杖


1本の脚と、体重を支える握りと
前腕を支える腕支えを備えた複雑な造りの杖です。

複雑な造りの分、手首で支えるT字タイプより
ロフストランドクラッチは腕で支えることができるので
支える力はこちらの方があります。

下についてる握り部分は、腕を固定する役割のための物です。
握力の弱い人でも使用出来る杖です。

T字は、多少力がいる物です。長時間使用すると少し腕が痛くなる場合もあります。

伯母さんいわく

「握力が弱くなったらこの杖の方が良い」

との事です。

握りにも色々な形があります。

U字タイプは、握りやすい、O字タイプは、しっかり固定する事が出来ます。
垂直に体を立てて体重を分散するタイプの杖です。

支える力がT字杖よりある分、見た目は介護色、リハビリ色が強めで
オシャレ目的で使用するものではなくなりますが


最近ではカラフルなロフストランドクラッチも販売されていて
女性でも若干持ちやすくなった感じはします。

ロフストランド杖はサイズ調整は穴とボタンでできます。
前腕から輪っかを通してグリップを握るので、更に安定感があります。

こちらも2本両手で持って歩行する方法もあります。
4点杖もサイズ調整は穴とボタンです。
安定して歩行ができますが、足の4点が着地する際に1点だったり
2点だったりと上手につけない場合もあり、
慣れるまでは訓練が必要です。

ウォーカーケインも同様です。
どの杖も着地する部分にはゴムがついていますので、
余程のことがない限りは滑ることはないのですが、
一言に杖先のゴムと言ってもいろいろなゴムの大きさ、
材質、溝の形、滑りにくさ、摩耗のしやすさなどあり

稀に、ゴムの溝のところに土や小石が入っていたり、
雨の日は濡れていたり、ゴムが摩耗しているなど、
思わぬことで滑ることがあるので、ゴムを拭いたり、
土や石を取り除いたりと、定期的なチェックは必要です。

歩き方については、基本は杖・悪い方の足・良い方の足(1本杖の場合)と3拍子で歩行します。
2拍子歩行をされる場合もあります。

先程も書きましたが、一番いいのは専門職による訓練・リハビリをしてもらうことです。

杖を利用した歩行の仕方や持ち方

についてはコチラのビデオをご覧ください。

また理学療法士・作業療法士のいる病院や施設をうまく利用して、
歩行能力の向上を目指していきましょう。
「転ばぬ先の杖」という言葉通り、杖は足腰の代わりとなる物です。
歩行状態に合わせて使い分けましょう。

 

多脚型杖


名前の通り1本ではなく、3点、4点ある杖です。

4点杖という地面につく部分が4本足になっている杖、
ウォーカーケインという、一見、歩行器のような杖もあります。

これも4本足ですが、足の幅が広く、また持ち手に荷重をかけても歩行しやすくなっています。
使い方は使用する人それぞれであり、脳梗塞などで片側にマヒのある方、
足の上がりが悪い方、円背の方など、体の状態にあった杖を使用します。

左手で持つのか、右手で持つのか、これについては利き手で持つのではなく、
悪い方の足をかばう為に、良い方の手で持つようにします。

また、サイズ調整も必要になってきます。
見た目からしてとっても安定している杖です。

ただし、T字の物と比べると杖先が幅広な分
重たく、大きいので少し邪魔な杖とも言えます。

一本杖では歩行が出来ない人にぴったりの杖です。

平らな場所では、便利に使えますが、段差がある場所では
安定できず、特に階段では使わない方がよい杖です。

オールマイティにどこでも使えない点が不便ですが
杖先が太い分、安定感はありますね。

 

松葉杖

この杖は他の種類の杖と異なり、利き手の物を利用する物です。

杖の中で一番体重を支える事が出来る物です。

松葉杖は主に怪我をした時や骨折した時に使用する物です。

歩行が不自由な場合も使えます。
今までの物と少し違い2本使う物です。(1本で使用する場合もあります。)

松葉杖は、「高齢の方にあまり人気がない杖だ」と伯母さんは言います。

腕で支える杖なのでトレーニングしないと使いにくい物なのです。

骨折時など足や腰が痛い場合は、他の杖に比較しとっても便利な杖ですが
より一層、「病人感」や「お年寄り」を感じさせるので
身体を支えるのには都合がいいですが人気はありません。

 

プラットホームクラッチ

 


腕全体で体を支える杖です。杖の概念が少し異なる杖です。
あまり街中では見かけないですが
主にリウマチ持ちの介護の必要な方にぴったりです。
手首や指先が自由に動かせないための人の用の杖です。

杖というとどうしても腕、手首、指先を使う物だと私は思っていました。
確かに介護を必要としている方の中には、
腕や手が不自由な方も多くいると聞きます。

プラットホームクラッチの使い方は少しややこしく感じました。

 

介護に使いたい杖のまとめ

杖にも色々な種類があります。
私も初めは知りませんでした。

一般的な杖は、T字型の杖です。
1本杖は、少し不安定な物が多いですがある程度は支える事が出来ます。
オシャレ目的にも使われるオールマイティ型がT字杖ですね。

安定を求める場合は、多脚型杖や
ロフストランド杖の物の方が安定します。

多脚型杖は、平らな場所では重宝する杖ですが、
階段や坂には不向きな杖です。

使用すると余計怪我をする場合があります。
プラットホームクラッチは、他の杖とは、
少し異なるタイプの杖です。介護職の方と相談したりしながら参考にしてみて下さい。

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