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現役介護福祉士が語る施設の夜勤の過酷さとは~離職率が高い理由

 
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こんにちは杖の通販専門店 近江一文字です

当店では現役の福祉介護士さんと連携し
情報共有し、よりよい高齢者社会に向けて
商品開発、新サービスの提供、などをしております。

高齢者に従事する福祉介護士さんですが
労働環境はとても過酷なようです。

行政と連携してよりよい社会を作れる日が来れば・・・
と願い、体験談などを発信しています。

あなたの感想もお待ちしています

 

目次

それでも遣り甲斐のある介護職

介護職の夜勤はとにかく大変で、睡魔と時間との戦いです。
夜勤をやるのが辛いからと他の時間帯の勤務は可能だけど
「夜勤だけはやらない」という契約をしている職員も少なくありません。

介護職は人手不足な上に夜勤をやりたくない人が多いので、
夜勤専従という夜勤専門で勤める職員もいるのです。

離職率の高い介護職ですが、
よく「そんなに大変なのになんで辞めないの?」と聞かれます。

私は「介護の仕事が好きだから」です。

夜勤も経験したことがありますが、
夜勤が終わった後の達成感は経験した人にしかわかりません。

それに、よく入居者の方に

「こんな時間にごめんなさい」

「寝なくて大丈夫なの?」

なんて優しい言葉をかけてもらえます。

その言葉と笑顔に、私はまだまだ頑張ろうと思えるのです。
どうしても寝られないと話される入居者の方と、
夜であれば状況に応じていつもより向き合って
ゆっくり話をする時間を作ることも出来ます。

 

夜勤の過酷さを知る

施設によって夜勤の勤務時間は異なりますが、
長いところでは16時頃〜翌日9時頃までとなります。

そこに休憩時間が2時間ほどあるかと思いますが、
ゆっくり休むのも難しい状況でもあります。

まず就寝介助で、パジャマへの更衣・口腔ケア・排泄介助などがあります。

これが終わったらひと段落かと思いきや、
寝られないとコールが鳴ったり
起きてきてしまう方もいるので対応しなくてはいけません。

夜間帯の主な仕事は排泄介助と安否確認です。
一番辛いのは誰かの排泄介助をしている際に
ナースコールが鳴って呼ばれることです。

すぐに伺わないと、ご自分で動かれて転倒してしまう人もいます。
安否確認も、入居者の方を起こさないようにする必要があります。

一番過酷なのは、朝の起床介助です。
この時間が疲れもピークに達している状態での
立て続けに鳴るナースコールの対応と時間に追われ、
着替え・排泄介助・離床・食事の準備などを行います。
夜勤明けは、抜け殻のように疲れきっている職員も多いでしょう。

 

昼の顔と夜の顔

入居者の方々は、昼間とはまた違った夜の顔があったりします。
昼間は穏やかな方でも、夜間になると
勝手に動き出して職員を困らせる方もいれば大暴れする方もいます。

寝ている時間帯に急に居室に入ってきたり
パット交換をされたりするのでは、
嫌がる方が多いのは当然のことでしょう。

昼夜逆転している場合には、
昼間は傾眠傾向でも夜間帯はバッチリ起きていて大声を
叫ばれるというケースもあります。

個人的には昼間は義歯をつけていても
夜間は外している方が多いので、
可愛らしい表情を見せてくれるところが大好きです。

 

転倒リスクの防止

夜間帯で怖いのは知らぬ間に転倒されている場合です。
昼間は見守りが必要ないほど
ご自分で動かれる入居者の方でも、
夜トイレに行かれる際などは寝ぼけていたり
ふらつきがある場合も少なくありません。

そんな状態での杖やシルバーカーの利用は大変危険で、
シルバーカーや車椅子のブレーキを掛け忘れたり
杖を持ち損なったりすることがあります。

もちろん日中は杖もシルバーカーも便利なものではありますが、
少しでも転倒リスクを避ける為に
職員の負担は増えますが夜間帯はナースコースを押してもらうようにしています。

 

あなたの経験談もおまちしております。

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