杖の耐荷重は何キロまで?何kgが限界なの?
あなたは杖を使うにあたり、こんな疑問を持ったことは無いですか?
「杖の耐荷重は?」
「どこに記載があるのがろう?」
「折れたりしないかな?」
どうもこんにちはおしゃれなこだわり杖の専門店
近江一文字です^^
よくお問わせにもあるのですが「杖の耐荷重」のお話
気になりませんか?
身体がガッチリ体形の方や太めの方などは気になりますよね!?
杖をつく方にはご高齢だから、という方以外にも
太りすぎて体重で膝を壊して杖をつく、という方もおられます。
かくゆう私も若いころは最大体重94kgぐらいあったので
あらゆる場面で体重制限みたいなのは気になりました。
現在は73kgくらいで、もう少し痩せないと!とは思っています^^;
それでは今回は気になる杖の耐荷重について解説していきます!
目次
杖に体重は何kgまでかけていいの?
気になる耐荷重ですが、業界的に杖の耐荷重の規定というのは存在しません。
意外ですよね?
杖というのは歩行を補助する道具であって
体重をかける道具
という風には定義されていません。
せいぜい60~70kgかけられたら十分という風に考えておくと良いでしょう。
そうすると体重が80kg以上の方は
「杖の耐荷重オーバーで使えないよ!」
と思われるかもしれませんが、ご安心ください^^
基本的に一本杖に体重をかけたところで
杖に乗っかるわけではないので
自分の体重の1/3もかけることは難しいです。
つまり体重が100kgの人の場合でも杖にのしかかる重さは
せいぜいが30kg程度、ということで、たいていの杖をご使用になれるわけです。
ですが、アルミ製の松葉杖などは耐荷重100kg~140kgくらい
記載されている製品もあります。
これは一本杖とは用途が異なり、全体重を支える使用用途になりますので
このような頑丈な作りになっています。
耐荷重100kgの階段にも便利なステッキ(杖)
(動画になっているのでご視聴ください。)
こちらの杖は「京都 つえ屋」さんの階段式杖です。
通常のアルミステッキのようにラチェットボタンを押して伸縮するのではなく
手元のボタンを押しながらグリップを引き上げたり、下げたりすることで
ワンタッチで伸縮できる優れモノです。
こちらは太杖になっていまして、つえ屋の坂野社長いわく
「体重100kgかけても大丈夫!」
とのことです。
東京の百貨店では一番人気とのことで、駅など通勤で階段を利用される方に喜ばれています。
もちろん近江一文字の店頭で実際に見て触っていただけますし
ネットショップから通販も対応可能です。
耐荷重120kgのおすすめの最新ステッキ(杖)
例えば当店近江一文字で耐荷重120kgのオススメ杖では
リハビリ用などに世界の医師や医療関係者から推奨されるこちらの杖ですが
海外の方は男女問わず、日本人より大柄なことが多く
耐荷重がしっかりした杖が人気です。
グリップ部分は手に優しいソフトグリップになっていて
壁に掛けたときやテーブルのチョイ掛けも可能ですし
万が一床に倒れた際も、通常の杖と比べて大きな音が出ません。
また。グリップの下のシャフト部分が細い、「スリムネック」仕様になっていますので
デザイン面はもちろん、手の小さな女性でも握りやすくなっています。
シャフト、支柱部分の塗装は「シボ加工」が施されており見る角度によりキラキラ光り
プリントのつるんとした安物チックな感じではなく
高級感あるこだわり仕様になっています。
画像左 耐荷重120kg杖 右通常の杖
先ゴムも特別のドデカゴムを採用し、しっかり地面をグリップしてくれます!
頑丈な秘密
この画像の上が耐荷重120kgを誇る近江一文字の杖です。
下が一般的な安価なアルミステッキです。
耐荷重に強い、頑丈、などにはきちんと理由がありまして
伸縮杖を引き抜いた状態で写真を撮ったのですが
杖を一番長い状態にすると下の安価な一般的ステッキですと
杖の支柱が重なり合う部分が2~3cmほどしかなく
ここに体重がかかると折れやすいのがご理解いただけるでしょうか?
ですが、近江一文字の耐荷重120kgリハビリステッキは
重なり合う部分が通常の5~6倍ありますので
杖が弱いとされる「横からの荷重」にもとても強く
ちょっとのことではビクともしません!
同じように見える杖でもこのようにこだわりがあり当店は支持されております。
半身不随なので杖を使います。
例えば、なんらかの病気や事故で不幸にも半身不随になったとしましょう。
この場合、社会復帰しても片方の身体の自由が効きませんから
杖を突いた場合は、ただ足が不自由な人と比較して、杖にかける体重も重たくなります。
その場合、杖へのダメージよりも手・手首・腕などへのダメージが考えられ
手首が痛い、とか杖タコ、マメができる場合もあります。
このように杖に大きな体重をかけなければいけない状況の方は
普通の一本杖ではなく、松葉杖の方が良い場合もあります。
SGマークは安心規格じゃないの?
SGはsafety goodsの略で一般財団法人製品安全協会が定める、
製品の安全性に関する基準に合格した生活用品につけられるマークのことですが
SGマークにも耐荷重の項目はありませんので
通常使用の範囲内で杖を安全にお使いいただける製品。
とお考え下さい。
またSGマークの保証期間は3年です。
まとめ
一般的な杖に耐荷重に関する取り決めなどは存在しません。
ですので、製造する業者からすると、
「どんなものでも杖」
として販売することができるのが現状です。
杖を調べてみると数百円~2000円程度のものから
近江一文字で厳選して取り扱う1万円~5万円くらいの杖まで
いろいろあるわけです。
当然、「安いから悪い製品」というわけではありませんが
安い製品はそれなりのコストを削減できた理由は必ず存在します。
また、中国などのメーカー製品などもございますので
中には日本市場に適さない粗悪品があることもございます。
このような製品は例え安価でも手を出さないようにし
できるだけ安心・安全のお店で信頼できる杖をご購入いただければ
通常利用で折れたり曲がったりすることはそうそうありませんので
ご安心の上、快適な杖ライフを送っていただければと思います^^