杖を使うと歩きやすくなる理由
杖を使うと歩きやすくなる理由
「杖が無いと歩行が不安」
このように思う方は割と多い様ですが
そもそも杖を使うとなぜ、転びにくく安定して歩きやすくなるのでしょうか?
人間が立って歩くときに体全体を支えているのは
当然、2本の足ですよね!
もう少し突っ込んでいくと2本の「足の裏」という
ものすごく狭い面積だけで、数十kgもある身体を支えているわけです。
その面積は非常に狭いのですから少しバランスを失えば
いとも簡単に転倒してまうものなのです。
自転車に例えるとわかりやすいと思うのですが
2輪のまま手を離せば転倒しますよね!?
でも三輪車なら倒れないはずです。
人間はそもそもが転倒しやすい構造なのですが
健康なうちは狭い面積の2本の足の裏だけで立ったり歩行したりが可能ですが
それを保つための筋力が衰えると途端にバランスを失い
こけやすくなるのです。
そこで、杖が登場するわけですが杖をつくことで
自転車ならすぐにこける様な不安定な状態を
設置面を両足+杖で3点にすることで三輪車と同じ状態になりますので
転倒しにくくなる!
ということですね^^
高齢者にとって「転倒」は思わぬ事態を引き起こすことがあります。
転倒をし骨折をして入院→筋力低下→歩行困難→寝たきり
ということもよくニュースでも取り上げられていますが
老人は転倒すると10人に一人は骨折するとも言われています。
内閣府のデータによりますと
日本人の平均寿命は80歳以上と伸びているものの
健康寿命は70歳が境目で延びが小さいとしています。
つまり、不健康な状態や要介護状態で長生きしている状態といえます。
どうせ長生きするなら健康でいつまでも自力で歩けるようになりたいですよね!
良い杖はそういった楽しい長寿命時代を迎えるためにも
とても大事だと近江一文字は考えております。