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現役福祉介護士が語る介護現場のセクハラ問題とは

 
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現役福祉介護士が語る介護現場のセクハラ問題とは

 

目次

セクハラ問題への対応策

介護施設でのセクハラ問題は、
隠れてしまっているだけで意外と多くあります。

もちろん被害者である女性職員も
セクハラの事実を公にしたくないというのもあるでしょう。

でも、そのままにしてしまっては
被害者も辛い状況にあって加害者の入居者も
「大丈夫なんだ」と思ってしまいます。

この問題に対する対応策としては、
施設入所の際の契約書のガイドラインとして
ハラスメントについて記載しておくことです。

更に口答でも入所時の説明の際に伝えておくと
「聞いていない」なんてこともないかと思います。

こうした決まりを定めておけば、
ある程度抑制する効果になるのではないでしょうか。

それでも難しい場合は、
そのセクハラをする利用者の担当を男性にするなどの
配慮が必要になってくるでしょう。

 

介護現場のセクハラはよくある話

ハラスメントを受けたことがる
介護職員の割合は70%以上となっています。

大声で攻撃的な態度をされたり、
「お金を払っているんだから」
と何でも命令口調で訴える方もいます。

他にも暴力的な言葉を浴びせたり、
他の職員を引き合いにして
介護サービスを強要するというパワハラもあります。

セクハラを受けたことがある職員も半数以上とされており、
必要以上に接触にはかってくるとか
性的な冗談や言葉をしつこく言ってくるなどが挙げられます。

杖を持っている利用者であれば、
杖で胸やお尻をつついてきたりする方もいます。

「これなら大丈夫だろう?」

と言わんばかりの態度をする方が多いです。

 

介護士自身の体験談


様々な介護現場を経験してきた体験談として、
以前訪問介護をしていた時に
糖尿病によって片足が壊死してしまったという
男性利用者とお宅へ行ったことがあります。

何度も訪問して信頼関係が出来てきた頃に、
車椅子への介助の際にお尻を触られたことがあります。

以前から性的な冗談を言う方ではありましたが気にしておらず、
そこに突然のセクハラ行為でした。

もちろんいけないことだと伝えましたが、
それだけの信頼関係を築いている状態で
あまり強くは言えずに悩んでしまいました。

その後も「死ぬ前にもう一度触らせて」
なんて直接頼み込んでしまわれたこともあります。

有料老人ホームに勤めていた時には、
若い障害者の方が高圧的な態度で
強引に胸やお尻を触ってきたこともありました。

その時は上司に説明して、
その方の担当はしないということで落ち着きました。

こうしたセクハラ問題があっても
利用者の方に問いただすことはトラブル回避の為に、
あまりしない傾向があるように思います。

結局は担当をしないように離させるだけという対策が多いです。

また、性的な冗談を言う方は結構多いので、
とにかく聞かないようにして流してしまうことが多いです。

中にはそんなすぐにセクハラだと言われてしまう現代を気にして、
必要である時も女性職員には
あまり触れないようにしているという男性利用者もいます。

 

介護現場のセクハラはなくならない?

しかし、被害者である職員が上司等に相談しても状況が変わらず、
なかったことにされてしまうケースも決して少なくありません。

もしかして相談も出来ずに、
1人で悩んでしまっている方もいるかもしれません。

なかなか改善しない理由として、
認知症の症状であるから仕方ないとか
ご家族に話しても信じてもらえないこともあるようです。

デリケートな問題なので、
職員と入居者自身やそのご家族との信頼関係が崩れてしまうケースもあるでしょう。
それだけ慎重に扱っていかなければいけない問題なんだ思います。

 

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