現役看護士と高齢者が語る終活について考える
こんにちは近江一文字です。
近江一文字ではシルバーライフを豊かに彩る杖、オシャレステッキや
時代のニーズに合った、家庭用の格安のお墓などもご提案しております。
人生100歳時代と言われる日本ですが
世界と比べて健康寿命が低いことが指摘されております。
そんな中で、長生きはするけど豊かな生活は?
となると、なかなかうまくいかず悩んでおられる家庭も少なくなく
万が一の時に備えて、後世に負担を残さないように
「終活」を考える方が増えています。
今回も高齢者の方と直に触れ合う、
福祉介護士さんと連携し、記事をいただきました。
あなたの体験談もぜひ、お寄せ下さい。
目次
終活について生の声から考える
終活という言葉がメディアで取り上げられるのをきっかけに
「人生の終わりを迎える為の活動」
として、健康なうちに様々な準備をする高齢者が増えてきました。
「死んだ時のことを考えるなんて縁起が悪いから嫌だわ」
なんて声が聞かれることもありましたが、
最近ではシニア世代のたしなみとも言えるのかもしれません。
今は終活に対して前向きに考えている方も多く、
シニア向け雑誌などにも
終活についての特集が掲載されていたりもします。
高齢者と呼ばれる前、40歳を超える年齢を迎えたら、
早いうちに冷静にシミュレーションし、
終活について自分自身で考えてみるのも良いかもしれません。
もしシニア世代のご家族がいる場合は、
さりげなく終活への考えやどうして欲しいのか
を聞くというようなきっかけを作ると良いでしょう。
終活のメリットと背景
終活というと「死」を連想して、
マイナスな印象が強いのかもしれません。
それは、おそらく、死に至る可能性の高い病気になってから考えたり
かなりの高齢になってから考えるので直接的であり
「死」をネガティブにとらえるのだと思いますが
早いうちから想定しておくことは
実はメリットがたくさんあるのです。
まず残された家族や身内の負担を減らせること、
遺産相続や葬儀についての揉め事を避けることが出来ます。
亡くなったご本人の希望を叶えることにもなるので、
生前にいろいろと決め事については話し合っておくことをオススメします。
また、終活では断捨離として
不用品などを処分したり整理したりすることもあります。
身の回りの持ち物や気持ちを整理してスッキリすることが出来ますし、
アルバムや思い出の品を見ていろいろ思い出すことで
自分が歩んできた人生を振り返る良い機会にもなるでしょう。
そして、残された人生を前向きに
充実したものに出来るのではないでしょうか?
「やりたいことリスト」のように、
いろんなことにチャレンジしていくのにリストアップしてみるのも良いかもしれません。
終活が注目されるようになったのには、少子化・高齢化社会が背景にあります。
現代の日本では独身だとか子供がいない夫婦というのも少なくありません。
子どもがいても遠方に住んでいて
なかなか帰ってこれないだとか、
ご近所付き合いも昔のように頻繁にある地域も少ないです。
「家族がなんとかしてくれない」
「残された子どもに迷惑をかけたくない」
と危機感を持つ方も多くなってきたのが、
終活をしていく高齢者が増えてきたきっかけとも言えるでしょう。
終活、実際の経験談
私事ではありますが、去年祖父が亡くなりました。
小さい頃に共働きだった両親の傍に住んでいた
祖父母の家によくお世話になっていたので、
私は昔から祖父母が大好きです。
そんな祖父が亡くなった時、
しっかり者の祖父は生前に終活をしていたことを亡くなってから知りました。
「葬儀は家族葬がいい」
「昔から好きだったこの曲をかけてほしい」
と言っていたようで、通帳などの金銭的なものも
まとめてあったりだとか祖母は随分助かったと話していました。
今では祖母が終活をしています。
具体的には遺影の写真を撮影しに行ったり、
断捨離を始めて家の中が凄くキレイになったことです。
もうすぐ80歳になる祖母ですが、
とても元気で自転車でどこにでも出掛ける人です。
「動けるうちに楽しんでおきたい」
と、最近は友人とよく旅行にも行っているようです。
終活をしている祖母の姿を見ているのは、
やはり死を意識してしまうので
思わず泣けてきてしまうのが孫の本音でもあります。
でも、大好きな祖母には残された人生を
たくさん楽しんでもらいたいですし、
私ももっと孝行していきたいと考えています。
終活はまず出来ることから
終活をしようと思っても、まず具体的に何をしたら良いのか迷われる方もいるかと思います。
まずは断捨離と財産などの資産を洗い出して明確にしておくこと、
そして誰にどう残すのが遺産相続で
揉めないように遺言書を作成しておくと良いでしょう。
また、車・貴金属・土地・不動産などの
高価なものの分け方もキチンと決めておくべきです。
自分が意思表示出来なくなった場合のことを考えて、
施設入所への希望の有無や
どうして欲しいかを決めて書き出しておくと、もしもの時にも安心です。
どんな葬儀にしてほしいか呼びたい人は誰か、
お墓の希望なども決めておきましょう。
最近では田舎に帰省できない、お墓の管理が出来ない
という理由で、自宅用に室内で供養できるお墓に人気が集中しています。
これなら近江一文字さんで安価でお墓を手に出来ますし、
遠い実家にお墓詣りに行く必要もなく
自宅供養でずっとそばで見守ってもらえるのでストレスがありません。
エンディングノートと呼ばれる、
終活に活用出来る様々なことを書き綴るノートもあります。
本屋などでも販売されていますし、
インターネットでダウンロードすることも出来ます。
人生をどう締めくくるのか、
良い最期を迎える為にも向き合っていく必要があるかと思います。
あなたが行ってる終活についても教えてください。
お気軽にコメント欄からいただけると幸いです。