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社会問題となる孤独死と向き合う独居老人と意外な本音とは

 
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こんにちは近江一文字です。

私たちが杖を販売する中で思うことは

ただ、商品として売ればいい。というものではない、ということです。

当初、オシャレな杖を広めたい。という希望で開店したのですが

お客様と触れ合い、お話を聞いてるうちに

高齢者ならではの様々な問題に気づかせてもらいました。

「独居老人」という言葉が社会的に知られましたが

最近ではその言葉の冷たさからか

「一人暮らしの高齢者」

と呼ぶようになったそうです。

高齢者を取り巻く環境を少しでも良くできれば・・・

という想いを私たちは持っているのですが

そのためには多くの方の応援が必要です。

その活動の一環として、現役の介護福祉士さんと連携しています。

 

目次

心と身体を支える介護

介護職という仕事は身体的にも精神的にも辛い職業です。
と言うのも、介護はただ動けない高齢者の介護をするだけではないからです。

「介護」はオムツ交換をしてお風呂に入れてあげて食事の介助をしてあげる、
というような自発的に動けない人のサポートをするイメージが強いかと思います。

もちろん高齢者には様々な身体状態の方がいて、性格も十人十色です。
身体は元気でも精神的に苦しんでいる高齢者の方も多くみられるので、
そうした利用者様の話を聞いて話し相手になるというのも立派な介護の仕事です。

人を相手にする仕事であって、
機械作業のように黙々とこなしていけばいいというのは大間違いです。

お互いに心があるからこそ、
気持ちに寄り添いながら出来ないところをサポートしていくことが大切なのです。
心と身体のケアが必要となるのが、介護職の難しくて遣り甲斐があるところです。

 

我が家は一番落ち着く場所?

よく「我が家が一番」なんて言葉を耳にしますが、
それは高齢者にとっても同じです。

長年住んでいる思い出が詰まった馴染みのある我が家で
最期を迎えたいと望む高齢者も多いでしょう。

でもそれはどんな人にも共通して言えることではないのが現状です。

しぶしぶ息子夫婦と同居をして
自分の居場所がなくなってしまったり
老老介護に疲れ果てて施設に来た人もいます。

以前訪問介護をしていた経験がありますが、
いくら落ち着くと言えども思うように身体が動かずに
自宅がゴミ屋敷のようになってしまう人もいます。
自宅も施設もどちらが良いとか悪いというのはなくて、
それぞれに合った居場所があるんではないかと思います。

 

独居高齢者の本音

近年、1人暮らしと言われる独居高齢者が増えてきました。
私の働いているショートステイは
自宅で生活をしていている方々がお泊まりに来るところです。

自宅でのお話を伺うことも多いのですが、
独居高齢者が口を揃えて言われるのが

「話し相手がいなくて淋しい」ということです。

もちろんご近所付き合いの有無もあるとは思いますが、
それでも夜寝る時は1人ぼっちになってしまいます。

テレビを観ていてもついついテレビと会話してしまうと、
それがまた虚しくなってしまうようでした。

また、普段から話す回数が少ないということで
嚥下機能も衰えてしまう不安もあるかと思います。

喋らないということは喉の筋肉が使われない
ということですから、それだけ弱っていってしまうのです。

そうなると飲み込む力が弱くなってムセてしまうようになり、
誤嚥性肺炎になってしまったり食べることを恐れてしまうようになります。

よくメディアで取り上げられている
孤独死という言葉にも、つい敏感になってしまいます。

「自分にもしもなにかあった時に気付かれなかったらどうしよう」

と不安に思うとの声もありました。

 

近江一文字では将来的に高齢者が気軽に集まってお茶でも飲みながら気の合う人とお話しできるコミュニティを作れたらいいな、と考えています。

 

人との関わり合いの温かさ

そんな淋しさを抱えている独居高齢者の方も、
ショートステイに来られると笑顔が多くみられます。

誰もが話したいことがいっぱいあるようで、とにかくよく話される利用者様が多いです。
もちろん利用者様同士でも談笑されたりと賑やかに過ごされております。

正直なところ、人手不足の介護の現場では
ゆっくり利用者様の向き合って深く話をすることは難しいのが現状です。

毎日業務に追われて忙しい日々で、
それでも私は話したいという利用者様の想いを大切にするように心掛けています。

時間がある時は一緒に座って会話を楽しむこともあります。
介護の中での人と人が関わり合う温かさを感じられるのが、
介護の素敵なところなんじゃないかと思います。

 

支援者募集

おしゃれなお気に入りのステッキを持ち
自由に仲間で集まって、おしゃべりが楽しめるような空間。
介護の場所ではなく、高齢者が楽しみながら自由に過ごせる社交場。
そういったものを作りたい、と近江一文字では考えています。

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