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杖にまつわるトラブル事例~日本人は高齢者に優しくない~

 
この記事を書いている人 - WRITER -

高齢者の味方、近江一文字です。

最近は杖、ステッキ以外にも快適な生活を送っていただくための
衛生用品や終活に人気の家庭用のお墓などラインナップしています。
一度、ショップの方ものぞいてみてくださいね。

 

今回は杖を使ってる方からいただいた
「迷惑」というキーワードでお便りをいただきました。

杖を使う方にはこんな悩みがあるもんだ。
ということが語られていますので
少し読んでみてください。

あなたはどう感じるでしょうか?
感想などお待ちしております。

目次

杖を使うことが邪魔になる

杖は、おしゃれアイテムだけでなく
足に不自由を感じる方にも凄く便利な道具ですが
杖選びのデザインなどで時に邪魔になってしまう場合があります。

例えば、自転車に乗る場合に一本杖だと
持ち運びが出来ず、邪魔になる。

ということもあるでしょうし

傘を差したいときに片手で傘、もう片方で杖、となると
両手がふさがるので邪魔に感じる場合もあります。

自分自身の使用上の邪魔はもちろんあるのですが
時には赤の他人に迷惑、と感じられる場合もあるようです。

歩行でのトラブル

親戚の人で嫁ぎ先の両親の介護をしている
人から少し苛立ちのある口調で、ある日連絡が来ました。

「みんなが高齢の人に優しいわけではないのね。」

私、『唐突に何の話?』

親戚「家の両親が、狭い道で散歩をしていたの。
そしたらそこに自転車の若者が通りかかって、
振り返り際に、捨て台詞に「邪魔だな!」と言ったの。
むかつくでしょう。」

高齢者がゆっくり歩いたり、少しふらふらしたり
耳が遠くなり他の歩行者や車などに気づかないことは普通の話です。

ですが、トラブルに巻き込まれても怖いですし
身内に起こると対応を考えざるを得ませんでした。
どうするべきなのか、親戚と色々討論しました。

そこでひとまず、歩行時に安定するように
杖を使ってもらうことになり
近江一文字さんで購入することになりました。

 

横断歩道も危ない

杖を購入し、歩行時に使うことで
歩く速度は今までより少しは速くもなったし
ふらつくことは減ったのですが

しばらくして、また親戚から連絡が来ました。

「今度は横断歩道よ。家の両親、車にひかれそうになったの。
何であんなに自動車は慌てるのかしら?
ひいたら、真っ青になるくせに。」

前にテレビで見た事を話しました。
日本だけらしいよ。横断歩道で自動車止まらないの。

たしかに私は自動車を運転しますが
横断歩道の前で歩行者が待っていても
車が止まって道を譲るところは見たことがありません。

私も介護をするようになってから
特に横断歩道には気を付けるようにしてますが
車の運転手は歩行者に優しくないと感じます。

親戚、「でも杖を使っている高齢の人には、足が不自由なのがわかるんだから
もう少し優しくしても良いのではないかしら。」

友人Aにこの事を話すととんでもない事を言われました。

友人A「ゆっくり歩く方も悪い」と。

私、「慌てて歩いて怪我をしたら誰が責任を取ってくれるの?」

友人A「それは知らない。」

完全に高齢者などの立場を考えない考え方だと思いました。

他の友人Bにもこの話をしてみました。

友人Bは「横断歩道は歩行者優先だし、杖をついた高齢だし、
ゆっくり渡れば良いのだよ。
それでひかれたら自動車の運転手に責任を取らせよ」

と言われました。

私も確かに横断歩道を慌てて渡るのは、変だなと思います。
車の方も、後ろの車もいるし、信号変わるかもというのは分かるのですが。

なんにせよ、自動車が歩行者に優しくないのは確かで
杖をつくような高齢者にすら「速く歩け」と考える人が普通にいるわけで
高齢者は恐怖を感じながら歩いているという国なんだと思いました。

自転車の邪魔

杖は確かに便利ですが使用において少し場所を取ります。
狭い道だとなおさらです。

私もこの歳になると、話題は介護や健康のことが増えました。
介護の仕事をしている知り合いに
杖を使う人の悩みや先日の若者に邪魔と言われたことについて聞いてみる事にしました。

介護士「本当は、自転車も車道を走るべきだけど、
大体の人が車道は、車のための道だと思っているし、
ましてや広くない道で高齢の方が、散歩していると邪魔と思う人は、結構いると思う。

相手にしないのが、一番いい方法だと思う。
人と揉めた道は、散歩コースから離すといいよ。」

と言われました。

さらに付け加えて、

「若い人の中には高齢者イコール傲慢だと思っている人もいる。
そういう人ばかりではないのに。」

と言われました。

これについてはよくわからないのですが
高齢者を邪魔もののように感じる人もいるようです。

かといって、介護施設内を歩いてるわけでもなく
生活に普段利用する道路において
道を謙虚に歩く訳にもいきません。
杖がないと散歩も出来ません。

歩行速度が遅かろうが、道路を歩かなくてはいけないですし
健康のために散歩をするのも普通のことです。

そんなことを考えてモヤモヤしているときに
他の知り合いがアドバイスをしてくれました。

「なるべく人通りがなくて、治安も悪くない道を、人通りの少ない時間に散歩すればいい。」
と言われました。

確かにトラブルが少ないような気がしますが
そんな道どこにあるの?
とも思います。

人通りが少なければ、よりひったくりなどに遭うかもしれないし
万が一転倒などしたときに誰にも気づいてもらえない。

ただ、普通に歩きたいだけなのに
歳を取った
というだけでなぜ悩まなければいけないのか?

親戚の両親は、場所の取らない1本杖を使っていたようです。
多脚杖は、少し幅広で場所を取るので、余程歩行時にふらつく人じゃない限り
散歩向きではないですね。

「幅広でも広い道なら大丈夫?」

広い道なら大丈夫だと思い、親戚は散歩をさせました。

しかし広い道でも、やはり杖の方は少し邪魔者扱いをされるそうです。
道を譲ってくれる方も大勢いるけど、
最近はスマホを見ながら歩いている人も多く
ぶつかりそうになって杖の老人に逆切れする感じで
やはり人通りの多い場所は散歩に向きません。

なんとか杖を突きながらでも邪魔にならない方法はないかしら?
介護の仕事をしている知り合いに相談しました。

「なるべく道を広がらないようにするといいよ。
あと、二人で並ばないでいた方がいいかも。」

歩行の付き添いはたいてい横につくので
その分場所を取り、邪魔に感じられることが多いですが

付き添いは後ろで見守ることで
アドバイス通りにしたらトラブルが減ったようです。

まとめ

杖で散歩をゆっくりしていると、
時として邪魔者扱いされる事があります。

住む地域にもよるかもですが
高齢者イコール傲慢と考えている人も多くいます。
ゆっくり歩いている人に少しイライラする人もいます。

歩道は、歩行者のための物なので、
気にしないで自分のペースで歩く事が一番良いかと思います。

トラブルになった道は、今後はなるべく避けるようにした方がベストです。

散歩する時間を帯変えるのも良い方法です。
狭い道は、よけい注意した方が良いかもしれないです。

いずれ自分にも訪れる高齢生活なので
高齢者が住みやすい街づくりや意識が拡がることを望みます。

そのような同じような悩みを持つ人たちや
逆に楽しいことを発信することで
啓蒙活動にもつながると思い
近江一文字さんに投稿させていただきました。

ありがとうございます。

近江一文字より一言

つえを販売する私たちにとって
このような、邪魔者扱いする人たちがいることは
とても残念に思います。

おしゃれな杖、ステッキを持ち出して
自由に歩く人が増えることを祈ってます。

そんな国になればいいな、と
体験談やお悩みのお便りも受け付けていますので
お気軽にメールやLINEからご連絡くださいね。

もちろん、他店で杖を購入された方の体験談でもかまいません。
よろしくお願いいたします!

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