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現役介護士に聞く!今すぐ見直すべき高齢者の排便習慣とは

 
トイレ
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こんにちは杖の専門店、近江一文字です。

私たちは健康寿命を延ばすために適度に歩く習慣をお勧めしています。

高齢者の方の場合は安全に歩くためにも

ウオーキングステッキ、杖を使用されることをお勧めしていますが

実際問題、杖を購入されたから

歩く機会が増えた

と喜びのお便りもいただきます。

 

今回ご紹介する「排便障害」は「歩行」とも強く関係し
多くのお医者様や医療従事者が歩くことをお勧めされていますので
ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。

公益財団法人 在宅医療助成勇美記念財団による排便障害PDF

 

「高齢者に多い排便障害に要注意!」

高齢者の排泄・排便の特徴として、便秘になりやすい傾向にあります。

便が長い間、体外に排出されずに滞在してしまうと
腸のバリア機能の低下が起こってお腹が張ってきます。

お腹が張ると苦しくなるので食欲が落ち、栄養不足になるリスクが高くなります。

また、腸が動かないことで消化不良を起こしたり、
人によっては便秘からくる吐き気・嘔吐・頭痛に悩まされる場合もあります。

思うように排便がないとイライラもしますし、精神的な苦痛にもなります。

私が働いている施設でも、毎日同じ時間帯に規則正しく排便がある利用者様はほとんどいません。

便意があってトイレに座ってみても思うように排便が出ない、
力むことが出来ないという方も多いです。

「残便感がある」「強く力んでしまう」「腹部に不快感がある」
というのも、便秘という定義に含まれています。

更に、便秘には「大腸ガン」が隠れている可能性があります。

大腸ガンはよほど進行しないと便秘以外の症状がないので気付きにくい為、
便秘になってしまったら便秘が気になったら医療機関で内視鏡検査を受けてみた方がいいかもしれません。

 

「高齢者特有の原因とは」

排便障害の原因としては、まず加齢による筋肉の衰えや身体機能の低下が原因とされています。

長時間同じ体勢であったり、日常の活動量が低下することで筋力が衰えていきます。

実は排便には腹筋が関係していて、腹筋と腸の働きは連動しているので
筋力の低下で腸の動きも衰えてしまいます。

高齢者は喉の乾きを感じにくかったり、
トイレが近くなってしまうからと水分をあまり摂ろうとしない場合が多く、
それによって腸内で停滞してしまった腸が便の水分量が失われて排便しづらくなってしまうのです。

確かに高齢者にとっては少しの距離でも動くのが億劫であったり、
すぐ疲れてしまったり、膝が痛いとか腰が痛いという理由もあって
活動量が少なくなってしまうのは当然のことでしょう。

人によっては、内服薬の中に副作用で便秘を生じる種類が含まれている場合もあります。

特に抗生物質や抗うつ剤が便秘を誘発させるので、覚えておくと良いでしょう。

私たち介護士が実践しているのは、
どうしても力むのが難しい利用者様の場合は排便を促すお手伝いです。

例えば、肛門から便を掻き出す摘便などは医療的措置となるので、
介護士が実践することは禁止されています。

なので、まずはお腹を「の」の字にさすってみてお腹の硬くなっている部分を軽く押して刺激します。

前傾姿勢になってもらいって肛門周辺を押すのも効果的で、
自然と力みたくなるようになります。

高齢者はなかなか力むことが困難になるので、
こうして力むように促すのも排便習慣の見直す上で大切なことです。

 

「まずは日常生活の見直しを」

規則正しい生活習慣、栄養バランスのとれた食事と多めを心掛ける水分摂取が便秘解消には大切なことです。

乳酸菌や食物繊維が多い食事が便通を良くするので積極的に取り入れていきましょう。

起床後の朝食は腸の目覚めにも繋がるので、
毎日しっかり食べることをオススメします。

高齢者の中には独居で生活されている方も多いかと思いますが、
一人での生活だと食事を適当に済ましてしまうこともあるでしょう。

それでも偏った栄養バランスの食生活にならないようには気を付けておきたいものです。

散歩や家事などの運動を日常生活に取り入れていくのも、筋力維持や腸の刺激になるのでオススメです。

継続出来るように、周囲にいるご家族の声かけや見守りもあると良いかと思います。

動くことが億劫にならないように、杖やシルバーカーの購入を検討することもオススメします。

最近ではシンプルなもの以外にもデザイン性に優れたものがたくさんあるので、
選ぶのも使うのも楽しくなるかと思います。

また、食後は便意がなくても意識してトイレに行く習慣をつけると良いでしょう。

排便はしようとしないほど便意を感じなくなってしまう恐れがあるのです。

例えば、入浴前や就寝前のようにトイレに座ってみることで、
なんとなく便意を感じることって誰でも経験があるんじゃないかと思います。

施設での生活であっても、起床後・食事前・入浴前・就寝前などには
必ずトイレに行くよう声掛けをしています。

昔の和式トイレのように前傾姿勢で排便をすることも、
実は便を出しやすくするポイントです。

洋式トイレの場合は前傾姿勢を取りにくいので、
踏み台などを使って膝をお尻より高くあげて踏ん張りやすい体勢を取ると力みやすいでしょう。

 

「市販薬はNG!その理由とは?」

便秘の種類は大きく、結腸性便秘と直腸性便秘に分けられるのをご存知でしょうか?

高齢者に多いのは直腸性便秘で、
便が肛門付近にあるけれどうまく排便出来ないような状態です。

そして直腸性便秘のひとつに嵌入便(かんにゅうべん)というのがあります。

肛門付近まで降りてきた便がそのまま溜まっていってしまい、
大きな塊の状態になってしまっていることです。

数日間排便がないと下剤を処方されることもありますが、
嵌入便に下剤は作用しないので肛門付近の硬い便だけ残ってしまって他の便が水様便となってしまいます。

便秘が続いてしまった場合は肛門直腸診で嵌入便でないかどうかを確認することをオススメします。

もし嵌入便であれば、下剤ではなく摘便や浣腸など医療的措置で塊を取り出した方が良いでしょう。

また、個人的な判断で市販の便秘薬を使うのはあまり良くありません。

その理由としては、市販薬は依存性や習慣性があるので
どんどん頼りがちになってしまって毎日飲み続けることで量が増えていってしまうことになります。

そして、便秘薬なしでは排便出来ないようになってしまうので気をつけましょう。

便秘くらいと軽視せずに、重篤化する前に医療機関での診察を受けることをオススメします。

施設では排便がいつあったか記録に残して便の状態もチェックするようにしていますが、
在宅での生活ではなかなかそこまでするのは難しいかと思います。

しかし快便は健康の証拠とも言えますので、
毎日の排便習慣の記録をつけておくのも良いかもしれません。

まずは毎日排便があるのかどうか、何日排便がないのかは把握しておきましょう。

 

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