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介護業界に蔓延する隠れた身体拘束スピーチロックとは

 
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こんにちは杖通販専門店近江一文字です。

高齢者や介護を取り巻く環境は様々な問題があり

非常にデリケートで、関係する方はとても心的苦労もあると思います。

今回は現役福祉介護士さんがお話するスピーチロックという話題についてです。

あなたの感想もお待ちしています。

 

目次

隠れた身体拘束をなくそう

目に見てわかる身体拘束は介護現場で働いている職員にとっても
意識しやすい気を付けることが出来る拘束なのかもしれません。

 

しかし、スピーチロックにおいては
本人も無意識で行なっている場合もあったりと
気付きにくい拘束なのです。

 

スピーチロックは認知症の発症や悪化、
高齢者の気持ちを押さえつけることによる
意欲低下やうつ状態を引き起こしてしまう可能性があります。

 

個々の主体性を尊重して、介護支援をしていくことが
スピーチロックを防ぐことになるでしょう。

 

もちろん介護をしているとイライラしてしまうことや
理不尽な要求をされることもあります。

 

ワガママばかりで頑固な高齢者の方もいらっしゃいます。

それでも人と関わる仕事として、
スピーチロックというのはしてはいけないことだと思います。

 

スピーチロックとは

介護現場において、よく問題としても取り上げられている
スピーチロックとは言葉で身体的・精神的な行動を抑制することです。

これには禁止の言葉や命令などが当てはまるかと思います。

普段何気なくしている声かけであっても
それがスピーチロックであれば、
身体拘束とされてしまう場合があります。

 

また、介護現場に慣れてしまっている状態であったり
人手不足による介護施設においても、
スピーチロックが発生しやすい環境となってしまいます。

 

自分だったらどう感じる?

具体的な言葉で表現すると

 

「ちょっと待ってて」

「動かないで」

「やめて」

「早くして」

「駄目」

 

 

などという行動を制限させてしまうような声かけです。

もし自分がその高齢者の立場だったらどう感じるでしょうか?

 

 

「ちょっと待ってっていつまで?」

「動いたらいけないのか」

「なんで駄目なのか」

 

 

と思ってしまうでしょう。

 

自分ひとりでは生活していくことが難しいから
介護をお願いしているのに、
その介護をしてくれる人から
そんな言葉を掛けられたら自分を抑えてしまって
何も言えなくなってしまうのではないでしょうか。

 

そんな状態で毎日の生活が楽しいと思えるでしょうか?

 

入居者の老後をサポートする立場である人間が、
その入居者に嫌な思いをさせてしまうことはあり得ないです。

 

また、聞こえなかったふりや無視をするとか
話しかけにくい態度を取ったりするのも隠れた拘束となると言えるでしょう。

 

対処法とは

よく使ってしまいがちな「ちょっと待って」でも、
そこに「あと5分待っていただいて良いでしょうか?」
のように具体的な時間を伝えたり疑問形で投げかけることで、
随分印象も違うかと思います。

 

また、その待って頂く事情をキチンと説明することも有効です。

「動かないで」ではなくて、
その動きたい理由を伺うことです。

 

「駄目」であれば、その事情と言い方を変えてみたり
他ごとを提案してみるなども必要かと思います。

 

まずは目線を合わせて傾聴した上で、
うまく違う話に持っていくとか落ち着いてもらいましょう。

 

その言い方ひとつでも印象は全く違うものです。

怒った口調や投げやりな感じで話されても、
ただ雰囲気が悪くなって相手に何も言い返せない状態にしているのと同じことです。

丁寧な思いやりのある介護を心掛けて、
高齢者の方々の家族の次に身近な良き理解者となってきたいものです。

 

現場の実情についてはコチラの記事

 

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